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がらんどうのよる 書庫の匂い

騒がしいくらいの数の本がいるのに、静かな奇妙。
眠っているようだ。


「満たされぬ道」を金原瑞人が翻訳していると知り階段を下った。
まあたまたま、見つけた。向かい合うみたいだったから。
たまたま、手にとって
たまたま、名前が目に飛び込む

考えるより先に目にささる文字が痛い。
何人か同じページを開いたのか、くせがついていた。
何人も読むような本じゃないのにね。

勉強したり、本読んで、授業が終わると一緒に帰った。
最後の図書館で、その本についての話をきいた。

じゃあどういう話かしてみなよ。
なんか寝ちゃって夢見る話。
それ説明?
なんか、行列にあうんだよ
ねー、それで何か情景浮かぶ?
でも忘れちゃったよ


饒舌ではなかった。
よく言葉においてかれて、途方にくれてるみたいだった。
書いてもなお、ふらふらと、どこに行き着くか知らずに
そういうのはずっとそうだった。
どこかにまだ言葉はいってるのかと、私はあっちこっち
こじ開けた。詰問されて、ひとつ。ふたつ。どんどん迷い込ませた。

もちろん、これは「書いた」わけじゃないけど
理論整然と言葉が繋がっていることが信じられない。
ちゃんとやって、で、忘れちゃうことも
とても君らしい。
たましいを入れないで、なんでも作る。



地下室がどことなく墓地みたいなのは
むかし犬が死んだとき霊園でみた、パンフレットのせい。
うちの犬はひとりでもやして庭に埋めたけど
そうじゃない犬は、霊園のロッカーみたいな棚に入った。
びしりと並んで、装飾はきらびやかで
どうにも死んでる感じはない。
うん、でも、こんな小さいところに入っちゃうんだし、
死んでるんだよなと、紙の向こうにあるはずの
無数の犬のいきた残像をなぞった。

霊園の喫茶店でクリームソーダをのみたいと言うと、
あっさり、いいよと言われて居心地が悪かった。
うちの犬がぶつかった車の人はメロンをくれたのに、不謹慎なこどもだ。

細い細いゆらぎを
かわいかったうちの犬がつくりだしてるとは思えなくて、
ただ、うちの犬が大気中にばらまかれてることは
グロテスクで、幸せなことのように思った。
焼け残った首輪と、しゃりしゃりはなんだかおかしかった。
はは、だってこんなちっこいのうちの犬じゃないもんね。

そのあときた狂犬は、なぜか、なぜだか君の事だけは大好きで
唯一歓迎されるお客だった。
今でもどうしてか分からない。
なにかわかったなら教えてほしかったね。



とにかく、もう大学は今日でおわった。
向こうは私に用はない。
あなたはいろんなところに潜んでいますが
なんかやっぱりあそこにいっぱいいる。
だから、たむけにいくよ。

【2008/01/29 23:20】 | Journalとか | トラックバック(0) | コメント(0)
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